市場動向:
- 納車台数は減少したものの、テスラは依然として欧州におけるバッテリーEV(BEV)のトップセラーブランドの座を維持しています。
- EU全体の新車市場は現在、停滞状態にあります。
- 内燃機関(ICE)車の販売台数は大幅に減少しています。
- ハイブリッド車はEU市場で最大シェアを占めており、ガソリン車単体を上回っています。
- テスラの欧州販売は、2025年第1四半期に大きく落ち込みました。一部の情報筋によると、30%超、あるいは45%近い減少とも報じられています。
- 中国メーカーを含む他社からの競争激化が、テスラの市場シェア低下の一因として挙げられています。
排出ガスと規制について:
- 自動車メーカー各社は、2025年に強化されるEUのCO2排出目標を達成するため、テスラやメルセデスといった企業との提携を進めています。
- ステランティスは、EU規制への適合が遅れているにもかかわらず、2025年もテスラ主導の排出枠(エミッション・クレジット)の購入を継続する意向です。
その他の要因の可能性:
- 一部のアナリストは、イーロン・マスク氏が他の事業により深く関わるようになったことで、テスラブランドに悪影響が出ている可能性を指摘しています。
まとめ:
テスラは欧州BEV市場で依然としてリードしているものの、逆風も強まっています。市場全体の伸び悩みと競争激化の中で、直近の販売は大きく減速。より厳格になったEU排出規制への対応も迫られており、今後の市場ポジションは、こうした環境変化にどこまで柔軟に適応できるかにかかっています。
